ZOOC 〜Denim Factory〜

ジーンズは、履きならして色落ちが現れだすと、より一層深い味わいがでます。
長く履き、味わい深い表情をもったエイジングジーンズは、自分だけの唯一無二の一本として生活の相棒となってくれます。


デニムが美しく色を馴染ませていくためには、生地の質や縫製の手間が重要です。
zoocのジーンズは、デニム生地の名産地岡山県の国産生地を使用し、デザイン、裁断、縫製の一連の工程をひとりの職人が知恵と経験を注ぎながら作っています。
旧式の織り機や製法をあえて使い、職人が手作業で作り上げるこだわりの一本は、ジーンズ発祥の地アメリカ西部開拓時代のクラシカルな雰囲気を漂わせています。


「ヴィンテージジーンズ」というと、大戦モデルとして、丁寧でない簡素化された縫製のジーンズが提供されてしまうこともありますが、「雑」と「古くからある」縫製は全く違うものです。
ジーンズの主役はデニム生地であり、最初は真っ黒でゴワゴワしたデニムが、履き込により体に馴染んで少しずつ色落ちし、セルビッチの場合は全体的に縦線が入り、膝、もも、尻部分に濃淡が現れ、一般的に５〜１０年で穴が空いて寿命となるまで、生地の経年変化を愛でることがヴィンテージジーンズのひとつの楽しみ方です。
縫製は、生地が寿命を迎えるまでのサポート役で、途中で縫い目がほつれたり裂けたりしないよう、ヴィンテージジーンズだからこそ、丁寧に行う必要があります。
zoocはその違いを明確に把握したうえで、時間と手間をかけ、流れ作業の大量生産品では出せない味わいと風格をお届けしています。

ジーンズの歴史と、職人の情熱を身に纏い、末長く、その表情を育てていただけますと幸いです。